わーい 熱海 すごーい きーれいー
週末は天気も良かったので、熱海まで写真撮影にやってきました。
熱海駅は駅ビル化したのは知っていましたけど、綺麗になりました。昔の風情のある駅舎も好きだったんですけどね。でも綺麗になると使い勝手は良くなります。1階のお土産屋は充実していて便利です。
早めに着いたので、朝食がてら熱海の有名なパン屋「パン樹 久遠」へ。
https://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220502/22002858/
店内イートインのスペースがあって、コーヒーは300円でおかわり自由。そしてパンも美味しいのです。
朝食後は、熱海駅からバスで約5分。200mくらい登って目的地に到着。導入にお金がかかるのかもしれませんが、東海バスはICカード導入して欲しいです。
今月リニューアルオープンしたMOA美術館
国宝の紅白梅図屏風をはじめ、重要文化財をたくさん所持している美術館なんですが、リニューアルを機に、フラッシュや自撮り棒、一脚、三脚を使わない撮影は許可されることになりました。国宝だろうが重文だろうが撮り放題。そんな機会は滅多にないだろうということで早速、自前のカメラ持ってきましたよ。わーい、すごーい。
長いエスカレーターにのって移動。
本当に長いエスカレーターです。
途中の踊り場ではプロジェクションマッピング。幻想的な空間で圧倒されます。
長い、長い、エスカレーターを登りきって飛び込んできた風景は…
伊豆大島と初島を見下ろす熱海の海。わーい 熱海 すごーい きーれいー
美術館の外観は直線ベースで海外ぽい感じです。
展示入口。広くて開放的です。
中は暗く落ち着いた雰囲気になり、ガラスへの映りこみを抑える工夫もありします。
以下、展示物の写真です。
■山水人物蒔絵手箱
隅々まで細かい細工があって見事でした。面白かったのは蒔絵箱は英語だとcosmetic box なんですね。
■染付草花文瓶 伊万里
綺麗な伊万里なんですが、よく見ると倒れないように細い糸で固定されています。
■紅白梅図屏風
目玉の国宝…やっぱり人が多かったですね。 これはもうしょうがない。
それでも隙を見つけて、全体を撮影。 中央の黒い川、左右の写実的に表現された華やかな紅白の梅の木。気付くと引き込まれます。
近くで見ても素敵。枝ぶりのバランスも好きです。
■色絵藤花文茶壺
これも国宝。館内で別室で飾ってありました。もちろん野々村仁清の素晴らしい壺なんだけど、照明とか展示が見事でした。どう撮っても見栄えしました。
■桟橋二美人図
美人画の喜多川歌麿による肉筆画。川沿いに女性二人というシチュエーションがいいです。
■洋人奏楽図屏風
でかい。そして16世紀にこんな洋風に描いた屏風絵があるのは驚きでした。
■聖徳太子立像
聖徳太子2歳の像だけど、異様な存在感ありました。
■阿弥陀如来立像
後光の表現は昔から変わらないんですね。あと近くで見るとディテールが凄い。
■黄金の茶室
「黄金の茶室」を、昔の資料から再現したものだそうです。黄金だけど室内はやわらかい光で不思議な感じでした。
この他にも多数のコレクションがあって結構見ごたえありましたし、国宝を撮影できるという物撮りとしてもすごく貴重な経験でした。ただリニューアルオープン後の休日で少し混雑はしていました。できるなら平日に訪れてのんびりと鑑賞したいですね。
鑑賞後は熱海駅まで戻って海沿いを散歩
通りの裏は昭和ぽい雰囲気もあったり。
冬の冷たい空気の中だと、青は綺麗に映えます。
熱海らしい風景。夏は騒がしいけど、この時期だと静かで落ちつきます。
熱海桜はすでに散っていました。今年は開花が早かった。
わずかばかりに咲いているのをパシャりと。
散歩の後の遅めの昼食は。昭和の香りが漂うラーメン屋「雨風本舗(あまからほんぽ)」へ
https://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220502/22015133/
昔ながらの醤油ラーメン。ややしょっからいけど醤油の旨味に背脂の甘味が絶品。
昼時のセットメニューの半チャーハン。これも美味しいんだ。
ひとしきり堪能して休日のおでかけ終了。熱海はこれ以外にも楽しいところ、美味しいところはたくさんあるので、今後も紹介していきたいですね。